2015年1月〜10月の期間について、昨年の発電量との比較をしました。
10月までの積算値については、各発電所で日射時間の昨年比とほぼ一致してます。
ただ、月毎の発電量の前年度比と日照時間の前年度比の折れ線グラフも、ほぼ同様の
傾向を示していますが、8月と10月は全発電所で乖離が見られます。
この要因については、後述します。
日照時間と日射量の関係は下図1の通りです。
近隣で日射時間と日射量の両方のデータがある大阪のデータで今年の1月〜10月で図化しました。
既に文献等でも示されていることですが、
日射量=b+日照時間×a
の関係があります。
下図2で分りますように、切片bがあるために、日射時間の比の方が日射量の比より大きくなります。
かつ、その比が1に近いときはあまり差が出ませんが、比が1より大きくなると差が顕著になります。
これが、要因ではないでしょうか
月毎の発電量の前年度比と日照時間の前年度比の折れ線グラフについて、8月と10月は全発電所で
乖離が見られます。
この要因については以下のように考えられます。